君が笑うとき
でも俺はしばらくこのコーナーにいた。


俺、女じゃないけど…


こういうキラキラしたものを見るのは嫌いじゃなかった。


キョロキョロといろいろなアクセサリーを見ていたときだった。


「これって…」


目の前にあるのは、あの夏祭りのとき買えなかったペアネックレスと似ているネックレスだった。


ペアじゃなかったけど、色違いがあった。


『赤と青』


ハートの形に作られたガラス玉は光にあたってピカッと反射した。


そしてそのガラス玉に彫られている「Forever」の文字が輝く。



麻由…


気づけば俺は真っ先にレジへ向かっていた。

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