吹奏楽ライフっっ!
新たなホルン奏者
明日菜ちゃんと練習し始めてから
早いことにもう1週間が経った。
明日菜ちゃんも慣れてきたせいか、
僕にだいぶ心を許してくれるようになった。
それに加えて、今日は新しくホルンになった人がいるみたいなので
僕は楽しみにしていた。
しかし、明日菜ちゃんは例の不安そうな表情を見せていた。
「明日菜ちゃん」
「ナ、ナンデショ?」
声がカタコトだった(凄いかわいい)
「大丈夫?すごく顔色悪いけど」
「ショタイメンノヒト、ニガテデス」
「もうすぐ来るんだけど」
「先輩、ヨロシクオネガイしまス」
「いやいや!新入生は君じゃないよ!」
明日菜ちゃんは極度の人見知りのようだった。

二人で合わせ練習をしている時だった。
ガラララッ!
ドアが勢い良く開いた
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