遠くて近い声
「…っうし。インストール終わりー。」
ごろごろと部屋のベッドに寝そべり、
iPhoneの画面を見ると、

『ようこそっ!“ だべるん ”へっ!
あなたの名前をおしえてねっ』

と表示された。
ここで、自分の名前やプロフィールを書いていくみたいだ。

「んーー。どーしよっかなぁ。名前って意外に悩むなぁー。」
本名は嫌だし、女子っ!って感じてもないからなぁー、私…。

「…よっし。きめたっ。」
カチカチとiPhoneのキーボード音だけな部屋の中に響く。

「りーーんーーっ!晩ご飯だから降りてきなさーいっ!」

「はーいはーーいっ。」

自分の体重で潰れてたお気に入りの羊柄枕にiPhoneを置いて下に向かう。

画面には、

『 くま子 B型 冬生まれ
寝ること食べること、
やっぱり寝ることが大好きな
田舎娘です。
よろしくしてくださるなら、
よろしくどうぞ。 』

そんな紹介文と、アイコンには、やる気のなさそうなクマのイラストが寝そべっていた。


「お母さん今日の唐揚げスッゴイ美味しいんだけど。
ご飯おかわりっ。」

「自分でやりなさい。
あらほんと?嬉しいわぁー。
冷凍だけど。」

凛が茶碗にご飯をよそっている頃。


「なんだ、このぶざけた紹介文っ!
やっばっ!この子、絶対面白いわ」

いつか話せないかなぁ…、
そんな風に自分のプロフィールページが見られていることを知らない凛でした。


「はぁー。食べるって幸せっ!」


…………………………………
こんな感じな主人公の女の子です。
< 3 / 3 >

ひとこと感想を投票しよう!

あなたはこの作品を・・・

と評価しました。
すべての感想数:0

この作品の感想を3つまで選択できます。

この作家の他の作品

俺が彼女に惚れた訳

総文字数/696

恋愛(学園)2ページ

表紙を見る

この作品を見ている人にオススメ

読み込み中…

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop