期間婚〜彼と私の微糖な関係〜

覚えてないの?

覚えてやがらないんですか?

私のキスを奪ったこと⁈

あんな大人なキスをしたこと⁈


覚えてやがらないんですか⁈


「なんでもない…」

というか、口にしたくもない。

彼は呑気にシャワーを浴びて朝食を食べて

緩んだ笑顔を見せてお弁当片手に家を出た。



この人と一緒にいたら

処女さえ奪われかねない…。


背中に寒気が走って身震いをした。

覚えてないとか最低でしょーよ。

今日からは飲んでる彼には近づかない。

そう固く心に決めて肩を落としながら

私も家を出た。


< 35 / 189 >

この作品をシェア

pagetop