願うのは一つだけなんだ




それから結衣にもメールで報告をして、結衣からは“頑張ったね”と“おめでとう”の言葉をもらった。




結衣との会話。



結衣との時間。







私にとって、本当に大事。




私の人生に、結衣は本当に大切な人。






だから、結衣、私、あなたに言わなきゃ…。














【結衣☆

 本当にありがとう!!


 結衣が私を見つけて、私達は始まったよね?

 あの頃の私はなんでも都合の悪いことは人の責任にしてばかりで、それが原因で自分の居場所がなくなってしまっていることにさえ気付かない、そんな最低な奴でした。



 そんな時、結衣と出会って、結衣と過ごす時間だけが本当に私の心の拠り所だった。
 結衣がいれば他のものなんていらない…そう思えてしまうほど、結衣のことが大切だった。


 でもね…結衣に依存してた。
 結衣に甘えて、甘えて、結衣を傷つけてもそれでも結衣の責任にしてしまう大バカ者だった。


 それでも結衣は許してくれたね?



 私、考えたんだ。


 本当の友達はいつだってフェアな関係だよね?


 どっちが偉いとか、どっちが正しいとか、どっちが支えるのかとか…そういうの違うよね?



 私がこの世界に助けを求めた時、本当に助けてくれた結衣のように、結衣が本当に辛くて悲しくて、苦しくて寂しくてどうしようもない時、結衣がしてくれたように、私も結衣を助けたい。



 でも、今の私は結衣の優しさに頼ることしかできない、甘えさせてもらうことしか出来ない…。



 結衣とはずっと、“友達第一号”でいたいから、結衣を助けられるように、私も強くなりたい。



 だから、その日が、その時がくるまで、結衣との連絡は断ちたい。


 
 結衣断ちをして、いつか成長が出来た時、私は結衣に会いにいく!


 それまでは、どうか、結衣には待っていてほしい…。


 自分勝手なことばっか言ってごめん…。


 でも、返信しなくていいから……ありがとう、本当に。


 
 出会えてよかった、結衣。

 
 本当にありがとうございました!】









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