離してなんてあげねえよ
「遅いですよ~?三笠先生、遥清君」
かなり怒り気味のハゲ教頭が微妙な口調でしかりだす
「全く、仲良く来るぐらいだったら急いで来なさいよ…」
こんな小言を聞きに来たんじゃないんですけど?
「明々後日、についてですが」
明々後日!!?私の誕生日じゃない?
「学校の図書室の掃除をしてもらいます」
「はいぃ!?」
陽暮は平然とした表情だったけど、私はそうはいかなかった
「どういうことですか!」
不満を教頭にぶつけた