Hazy moon night
来年のバースデーケーキとキスを君に
それから二人で肩を寄せ合って本を読んだり、映画のDVDを観たりしてのんびり過ごした。

しばらく経った頃、“おやつにしよう”とメグミがプリンを出してきて、一緒に食べる事にした。

「私、この店のプリンが好きだって言った事なかったのに、ハヤテが買って来てくれたからビックリしたんだよ。」

「偶然なんだけどな。ホットケーキ焼いてくれるって言ってたから、ケーキよりプリンとかゼリーがいいかなと思って。」

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