あのころ

イルカ

○お前はもう忘れたかもしれないが

原宿でワゴンセール、11月の三連休。
お前と母さんに久しぶりに会ったよな。

忘れはしない、千葉の柏に皆さんで引越ししたころだよね。
ハンバーグを買ってきてくれた。

中村あゆみにはまってるとか、
獣医になりたいとか言ってたよね。

○お前は忘れたかもしれないが

幕張の千葉博覧会にママが来た。柏の家に寄ったよな。
「とてもいい子に育ってる。安心して」
うれしかったね。

「とても肌が白いの、うらやましいくらいだわ」
高校生のころか?イルカが好きで沖縄の大学を受けるとか。

○お前はもう忘れたかもしれないが

銀座の三越で食事したよね。出版社のころかな?
イルカのことを書いた本を手渡されたね。
全部ちゃんと読みましたよ。

○お前はもう忘れたかもしれないが

2004年7月。都議選で松葉町のマンションを訪ねていきました。
これで”夏の日”という短編ができました。とにかく暑かったですね。

ご主人にも尚人にも亮太にも会えました。
もう思い残すことはありません。
幸せそうで何よりうれしかったです。

えっ?バリ島?亮太が・・・?
操さんからいろいろ聞きました。
その戦いだな。毎日祈ってます。

一生かけてのんびり行こうぜ。
私は中国です!必ず拠点を作ります!

衆生所遊楽、苦楽ともに思い合わせてお題目。
人生をじっくり味わいましょう!
頑張れ!知見!
                     -完-
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