麗雪神話~青銀の王国~
次の試練は三日後ということだった。
セレイアはどうして最初の試練に受かってしまったのだろうと悶々とする気持ちを抱えていたが、そうしていても仕方ないので、できることをやることにした。
すなわち、図書館での調べものだ。
―ディセルを天上界へ帰す方法。
それを陰ながら探しだして、ディセルのもとに帰った時に、報告できたら素晴らしい。
そう思って一日中図書館に缶詰めになり、調べものをしているのだが…
セレイアは書物を積んだ長テーブルに突っ伏して、長いため息をついた。
(お手上げだわ)
地上に降りた神々が天上界へ帰った物語は、あらかた調べたと思うが、その方法はどれもまちまちで、共通点がなかった。満月の夜に虹の橋がかかって、それを渡った…だとか、世界一高い山の山頂で、朝日の光を浴びて帰った、だとか…。
わからないならば、ひとつひとつ試してみるべきだろうか。
しかしこんなあまりにも多様で不確かな情報を、信じるわけにはいかない気がする。
(もっと信憑性のある本はないかな。
歴史書とか)
セレイアが歴史書を探しに席を立つと、隅の長テーブルで同じように書物を広げて熱心に勉強している人物に気が付いた。
それはなんと、レティシア王女だった。
セレイアはどうして最初の試練に受かってしまったのだろうと悶々とする気持ちを抱えていたが、そうしていても仕方ないので、できることをやることにした。
すなわち、図書館での調べものだ。
―ディセルを天上界へ帰す方法。
それを陰ながら探しだして、ディセルのもとに帰った時に、報告できたら素晴らしい。
そう思って一日中図書館に缶詰めになり、調べものをしているのだが…
セレイアは書物を積んだ長テーブルに突っ伏して、長いため息をついた。
(お手上げだわ)
地上に降りた神々が天上界へ帰った物語は、あらかた調べたと思うが、その方法はどれもまちまちで、共通点がなかった。満月の夜に虹の橋がかかって、それを渡った…だとか、世界一高い山の山頂で、朝日の光を浴びて帰った、だとか…。
わからないならば、ひとつひとつ試してみるべきだろうか。
しかしこんなあまりにも多様で不確かな情報を、信じるわけにはいかない気がする。
(もっと信憑性のある本はないかな。
歴史書とか)
セレイアが歴史書を探しに席を立つと、隅の長テーブルで同じように書物を広げて熱心に勉強している人物に気が付いた。
それはなんと、レティシア王女だった。