麗雪神話~青銀の王国~
「セレイア!? 槍など持って、何を――」
「戦うに決まってるわ!
危ないから、あなたはさがっていて!」
セレスは絶句しているようだった。
危ないから下がっていろなどと、言われたことのある騎士団長がいるだろうか。それも、女性に。それに加えて、セレイアが見事なまでの槍の基本の構えをとっていたからでもあるだろう。
ヴェインの攻撃はすぐにきた。
ざっと足元を薙ぐ攻撃。
セレイアは跳んで避け、逆に突き込む。
かわされた。
ヴェインから振り下ろされた槍を、斜に構えた槍で受ける。
(くっ…! なんて力なの…!)
手がしびれる程に重い一撃だった。
(こいつ、かなりの使い手だわ! それも…今まで戦った中で、一二を争う…!)
セレイアはとびすさって距離をとり、槍を構えなおしてヴェインの隙を探した。
そこへ、剣を手にしたセレスが飛び込んできた。
「なんだか知らんが、侵入者め! セレイアに手出しはさせないぞ!」
「おおっと、邪魔者は失せな!」
ヴェインの手の一振りで、周囲を漂っていた霧の一部が凝縮し、大きな盾の形となってセレスをドンと弾き飛ばした。
「戦うに決まってるわ!
危ないから、あなたはさがっていて!」
セレスは絶句しているようだった。
危ないから下がっていろなどと、言われたことのある騎士団長がいるだろうか。それも、女性に。それに加えて、セレイアが見事なまでの槍の基本の構えをとっていたからでもあるだろう。
ヴェインの攻撃はすぐにきた。
ざっと足元を薙ぐ攻撃。
セレイアは跳んで避け、逆に突き込む。
かわされた。
ヴェインから振り下ろされた槍を、斜に構えた槍で受ける。
(くっ…! なんて力なの…!)
手がしびれる程に重い一撃だった。
(こいつ、かなりの使い手だわ! それも…今まで戦った中で、一二を争う…!)
セレイアはとびすさって距離をとり、槍を構えなおしてヴェインの隙を探した。
そこへ、剣を手にしたセレスが飛び込んできた。
「なんだか知らんが、侵入者め! セレイアに手出しはさせないぞ!」
「おおっと、邪魔者は失せな!」
ヴェインの手の一振りで、周囲を漂っていた霧の一部が凝縮し、大きな盾の形となってセレスをドンと弾き飛ばした。