お嬢様の秘密ー番外編ー
「夏菜、もう十分お菓子は頂いたから、もう寝ようか。」


電気を消して、布団をかけてくれた。


「………寒いから服着ていい?」


「ダメ。俺にくっ付けよ。」


ギュッと抱きしめられる。


意外と厚い胸板にドキドキしてきた。


「………心臓の音聞こえる。」


「なんか恥ずかしくなっちゃって。」


「いまさら?さっき電気つけっぱなしだったからバッチリ見たのに。」


「それ言わなくていいから///」


「半分冗談。もう………おやすみ。」


背中をそっと撫でてもらうと、不思議とすんなり眠ることができた。


夢の中でも私は玲央にお菓子代わりにキスしていた………


-夏菜side end-
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