ワンコorオオカミですか!?
最初はただただ痛いと思っていた。

涙だって溢れた。
けれど、同じように息を乱して、私の為に色々とキスしてくれたり甘く囁いてくれたり。

狼君の優しい面がいっぱい見れて、好きで好きで堪らなくなっていく。
止まらない。

離れたくない。

身体に吐汗ではりついた髪を、指先で払ってくれるのが好き。

恥ずかしいからと真っ暗にしたら、指先で私の唇を探してくれたその優しい指が好き。


空にクジラが飛んでいたら素敵だろうな。


そんな風に、のんびりと言いながらも現実から目を逸らして自分を否定しながら違う自分を演じてくたんだと思う。

そんな私に狼君は色んな色をくれた。

嫉妬という、光影も教えてくれた。

全て全て教えてくれたのは、狼君だ。

可愛くて恰好よくて、犬なのかオオカミなのか上手に隠して教えてくれないけれど。

私に幸せな気持ちをくれる人。


恋に落ちた瞬間、この心は満たされたからゴールなにかもしれない。


恋に落ちた瞬間、その先に待っている幸せを思うと始まりなのかもしれない。

私の答えはまだまだ出て来ない。

けれど、暴かれて壊されて、痛みを知った。


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