お隣さんは意地悪センセイ!





忙しいやつ……


信号で車が止まった時、後部座席に置いていたブランケットをそっとかけてやる。



「……けー、き、もう、たべられにゃい…」



「……寝言までケーキかよ。」



つーか、髪食ってるし……

これをケーキだと思ってんのか?



そっと、髪をのけてやると高梨はふふっと微笑んだ。





「せん、せ………すき……」




「………。」




ゆっくり動いた唇に思わず、手を止める。


思わず頬に触れそうになった手をギュッと握りしめハンドルを強く握った。



いつの間にか信号は赤から青に変わり

何もなかったかのようにアクセルを踏んだ。








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