君が冷たい理由。【完】









「ただいまー」



「おかえり。夜ご飯置いてあるからね」



「うん、わかった。気を付けてね」











夕方6時過ぎ、お母さんはかけもちのバイトに向かった。
















お腹が空き、作ってあったチャーハンを温めてソファに座る。












「…ぱぱ、か」




今日颯太くんと話したことを思い出した。












“「離婚のときどう思った」”









本当に本当にただ寂しいとしか言えなかった。




< 162 / 217 >

この作品をシェア

pagetop