君が冷たい理由。【完】

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どうしてここにぱぱがいるのか

ただそれだけが頭の中でぐるぐるしていた。











「楓?」








固まっている私を不思議に思い、颯太くんが近づいてくる。









「あなたは…」



そこにいる私の父に声をかける彼。










「お友達?かな?初めまして。楓の父です」






「…ハルナ、サン」






「…え?」







「颯太くん――?」







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