君が冷たい理由。【完】
「ごめんなさい。」
私は頭を下げた。
「…なんで、」
「颯太くんの家庭を壊しちゃったのは確かに私のぱぱ。だけど私はぱぱの子供だから。」
だから、ぱぱが犯してしまった過ちは、私たち家族の過ち。
「ごめんなさい。ずっと1人で苦しい思いをさせて。」
私はただ頭を下げることしかできなかった。
「太陽くんから聞いたの。全部」
「あいつっ…」
「颯太くんの大切な人を、奪ってごめんなさい」