君が冷たい理由。【完】









「だからまた、おまえんち行ってもいい?」

恥ずかしそうに私に聞く彼。









「…当たり前だよっ…っ」









きっとお母さんだって話せばわかってくれる。
きっとね、またおいしいクッキー作ってくれる。









「颯太く…んっ」



「ごめんな。」










「好きだよ」

耳元で囁くともう1度甘いキスをした。













あなたと私の出会いは最悪だったけど、
あなたに出会えて、よかったって、そう思ったの。















→あとがき
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