君が冷たい理由。【完】
5.



「おはよー!」


「あ、きたきた。おはよ楓」


「おはよ。よく起きれたじゃん」


「えへへ…お母さんに起こしてもらった!」


「そっかおばさん朝早いもんね」


「うん!よししゅっぱーつっ」




朝からハイテンションな私に呆れながらもついてきてくれる2人。



「あ、ねえ陸」


「ん?」


「待ち合わせってどこだっけ?」



凛と陸との待ち合わせはいつもの場所だったが、芹沢くんと太陽くんとの待ち合わせ場所を把握していなかった私。

「お前どこいこうとしてたの?」


「え、…適当…に?」


「はあ…あほね。」


「あほだな」


< 35 / 217 >

この作品をシェア

pagetop