君が冷たい理由。【完】






「ん?」



不思議そうにこっちを見る颯太くん。



徐々に近づいてきて私の前で止まる。



「どうした?」



優しい声がけに顔を上げる。



「あの…、スキー場の近くにスケート場があるんです。
よかったら2人でいきませんか…っ」






まず自分からこういうことに誘うことも初めてで
誘い方があっているのか凄く心配になった。





「…俺と?」



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