オバさん娘・三浦幸子の恋
「アンタが秋山に手を出すなんて百年早いんだよ」
「早い?」
「そう、早い。って言うか、そんな暗い雰囲気でオトコに近づくなんてどうかしている。分かるかなー? オバさん娘・三浦幸子さん!?」

 オバさん娘!?
 それはチョット、酷い言い方だよね!
 内心カッカ来ていながらも、私は冷静になって質問した。

「幸子はオトコに近づいちゃダメだって言うの?」
「当たり前だろう? 考えたら分かるだろーが?」
「何が身の程知らずだよ!? 勝手な事を抜かしているんじゃねーよ!」

 恵美が又、興奮し出した。

「言い過ぎよ、今の!」

 私も興奮しちゃった。

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