心の傷と爪痕を辿って

急に頭が締め付けられるように痛くなって、あたしは態勢を崩した。

心配した麗奈があたしの腕を掴んで支えてくれた。

「気分、悪いの?」

「いや、そうじゃ…」

「少し休もっ」

< 22 / 78 >

この作品をシェア

pagetop