心の傷と爪痕を辿って


「菜ぁ実ちゃん!!」

「わっ!」

放課後、帰り自宅をしていたあたしの肩を麗奈が突然後から声を掛けながら叩いてた。

あたしはビックリして思わず声を上げた。

振り返るといつも以上にニコニコしている麗奈が目に入った。


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