喫茶人形 〜メイドの恋〜



「え〜…?

ユキナが飲んだのと…
同じだょ…?」


「や…
やめなよユイファぁ…!!
なにやってんのぉ…ッ?!」


「…あれ
指輪、してないんだね
アサノさまと…結婚…してないの…?」


「そんなの今どうでもいいよ!
ユイファやめてッ!!」


「やっぱり…
なんかあったんだぁ…

…おかしいと思ってたんだよなぁ
お披露目の途中で、帰るとかさ…

…だから…言ったし
たくさん、邪魔したのに…」




「――… じゃ…ま…?」


「あれ…?
アサノさま、言ってないんだ?

海外にいて…
なかなか帰ってこられなかったのは
私がずっと…
アサノさまを脅してたからだし


メールで…
ヨルさんに、ユキナの居場所教えたのも


ドレス破ったのは…
もちろん…私」




「――…なんで…?

どぉ…して…?!

…なんで、そんなことしたの…?
私たち…友達じゃなかったの…?!」




「…友達…だから

大好きだからに…決まってるじゃない」





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