私の好きな人

〜〜 ♪


俺の携帯が鳴り、俺は電話に出た


『照、栄治にお土産持ってきたって伝えてくれる?

もう部屋には案内されたから
すぐにでも来てって伝えて』


辰也は、用件だけ言うと
すぐに電話を切った


はぁ…
また、俺が栄治さんから守る女が来たか…


俺は、ため息を吐いて栄治さんに伝えた


「栄治さーん
辰也がまたお土産持ってきたらしいっスわ」

「流石、辰也はやること早いな」

「もう部屋にいるそうなんで
行ってあげてください」

「分かった」


栄治さんは、ニヤッと笑うと
地下牢から出て行った


あーあ…
どんだけ女好きなんだよ、全く…

< 133 / 234 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop