桜の舞った夜ー運命<サダメ>ー Ⅰ(番外リク受付中)
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数分後、その路地裏からは物音ひとつ聞こえてこなくなった。
1対6。静かになった路地裏に立っているのは___






「……っハッ……お前、何者だよ……っ」


「……俺?































____桜舞<オウブ>だよ」




























___桜舞、という小柄なやつだった。




フードを深くかぶった、女にしては低く男にしては少し高い声と、女にしては高く男にしては少し低い身長の小柄な奴。


フードの隙間から覗く長さのわからない桜色の髪に、チラっと見えた片耳には桜の花びらをモチーフにしたピアスが月光で光る。



「まじ、かよ……」


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