恋物語 ~夏~
「夏そんな毎日ゴロゴロしとるんやったら少しぐらい家事手伝ってや!」

そやってオカンに叱られて嫌々おつかいにパシられた。。。

「暑いのに……ホンマ人使い荒すぎやろ」汗

暑さで頭がボーっとしてきた時にウチの頭にひんやりしたものが当たった。

「ひゃっ!」

「頭ボーっとしすぎでやばかったで?」笑

「翔太!冷たいやんかぁ!って…これから部活?」

「ちゃうよ。今終わって自主練しとったとこ」

「自主練?!頑張るなぁ~バスケ好き過ぎや」笑

「バスケ命やからな!で、夏は何してたん?」

「オカンに夕飯のおかずパシらされてた」

「ははッ 夏らしくてエエやんか♪」

「ちょっ、ウチらしいって何なんよ~」

「まぁまぁ、ほんじゃー俺もっかい自主練してくわなぁ。気ぃつけて帰りや」

「分かっとるわっ」

翔太と別れてから心臓がドキドキ言い出した。
ちょっと会わんかっただけやのに…
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