サンドリヨンに憧れて
まるで身体中を探られていくように・・・

やさしく・・・ゆっくりと・・・まるで撫でるようだった。

痛く激しく力強くということは決して無かった・・・

徐々に私の身体も力が抜けていき・・・その感覚が心地いいものとなってきた。

自然と私も彼の身体に触れていた。

肩から背中にかけて引き締まった身体をゆっくりと手で触れていた。

「香澄・・・」名前を呼ばれてそっと目をあけると

やさしく微笑む彼の顔が・・凄く素敵に見えた。

いつもと違う・・色気のある顔つき・・

彼の頬をそっと撫でるように触れていき・・・私から彼の唇へ触れた。

それがスイッチとなってしまったのか・・・彼の唇が離れた後・・

「全部・・もらうからな・・」耳元で囁き

私の身体の最後の奥に彼が触れ・・・ゆっくりと・・・入ってきた・・・

何とも言えない感覚に彼の背中に回していた腕にギュッと力が入ってしまった。

「大丈夫か・・」

「うん・・・」

その後も動きは変わらずゆっくりと優しく愛してくれた。

それなのに私の身体は今まで一番敏感に反応していた。

こんな思いをしてことがなかったのでこの先が怖いとも思ったが

この先が楽しみという気持ちも芽生えた。

徐々に押し寄せてくる波が私の身体の奥から溢れだしそうになってきた・・

それをわかったかのように彼は私の唇を塞ぎいきなり少し力の入ったキスをしてきた。

そのギャップにドキッとして息が苦しくなるようなキスを続けた・・・
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