ずるいよ。


「来いよ。」


そう耳元で呟いた。


「なに?これでも私、先輩なんですけど!
敬語くらいつかいなよ!」


って言いたかったけど、今日の朝倉は怖いから

心の中でそう叫んだ。


倉庫に連れてこられた。

 
「なによ。」


「お前、なに勝手に帰ってんだよ。」


お、お前!?


「なに!?

約束通り、ちゃんとアナタの相手はしたよ!?」


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