〔完〕俺様な君に恋をして。
そんな彼を好きになったのは、ある日の放課後。



テニス部に入ってる私はランニング中に派手に転んでしまった。



もともと後ろを走っていたので同じ部の子は気づいてくれず。。



「痛いなぁ。。って、血めっちゃでてるじゃんっ」



私の足はすでに血だらけだった。



「水道まで結構遠いのに。。そこまでこの足で行かなきゃいけないの??」



その位置は水道に行って足を洗うには、ほかの部の前を通らなければいけない場所だった。



血だらけの足を引きずりながら通り過ぎる勇気なんて私にはなかった。



「ほんとにどうしよう・・・。」
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