続・祈りのいらない世界で
変わっていく事を恐れていた。

だけど変わらないものが見つからなかった。




私達の関係も体も考え方も、いつの間にか変わっていくし

見慣れた景色さえも色を変えていくから。





だけど、だけどね


すっかり遊ばなくなった公園も
車で通るだけになった通学路も
水かさが減った河原も
草が刈られなくなった土手も
見上げなくなった星も



思い出の中では何ひとつ
変わってなんかなかったんだよ。




変わらないものなど何もないこの世界で

変わらないものを教えてくれたのは


物心ついた頃からそばにいるカゼ、カンナ、ケン、イノリの幼なじみ達。





ありがとう。

私はその世界をいつか
子ども達に話そうと思う。




まず、どこから話そうかな。


うーん
そうだなぁ…








田舎のとある近所に
同い年の子供が生まれたら


それはもう必然的に
行動を共にする事になるワケで…












【続・祈りのいらない世界で・END】
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