道しるべ
学生時代とは
昔、子供の頃に大人から

「学生時代は大切にしなさい」

と言われたことがあります。
言われた時は何を言いたいのか、さっぱり分からなかった。
今になって思えば確かに大切にしなくてはいけなかったな。と思っています。

例えば、
平均寿命である約80歳まで生きるとしたら、学生でいられるのは大体の人が18歳までです。つまり80-18=62。残りの62年。
80年=960か月=350,400日
18年=216か月=78,840日
62年=744か月=271,560日
(365日で計算)

人生の半分以上は社会の「大人」として生きなくてはいけません。
日数で見ると学生時代は短いですね。
さらに小学生、中学生、高校生と見比べればもっと短くなります。

「学生時代を大切にしなさい」

学生時代、人生はもっと長いと思っていました。ですが、年々時間を早く感じます。これは誰でも同じ感覚を持ちます。

毎日が同じことの繰り返しになり、新しい発見がなくなっていきます。

ですが、学生時代は違います。
毎日違う勉強をして、毎日違う話題で盛り上がり、毎日違う発見、経験をしています。それは自分でも気づいていないかもしれません。

子供の時代は決して長くありません。
知らず知らずに誰かに守られてもらえるのは子供の時代だけです。

だから「大切にしなさい」と言ってもらえたのだと思います。

学生時代とは貴重な時間です。
残り何日残っていますか。

2015/6/2
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