永遠を君に…


「え?帰るの?晩ご飯は?」


ゆっくり買い物していると帰って来たら8時を越していた。


「そろそろ。おばさんも帰ってくんだろ?寂しくなったら電話して来いよ。」


そういい背を向ける。


「ご飯は?」


「また食べさして」


ニカ っと笑ってドアを閉める。


部屋は一気に静かになってバイクのランプでガラスのドアにぼやけた光が見える。こもったエンジン音だけが部屋中に響いて 段々静かになっていく。



私は悲しさに襲われたが 1日中カケルが私のそばに居てくれた事を思うとそんな物は一気に吹っ飛んだ。


でも、やっぱ一人は嫌だな。


何でだろ。一人が好きなはずなのに…

最近やたらと人が恋しい。


でも学校に行ったって一人なのは変わりない。カケルだけが私を孤独から救ってくれる。


だからこそ、こう思うのかな?



カケルが死んだら 私も死んでもいいよ。


ううん。カケルが死んだら私は生きてはいけないんだね。


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