美人モデルは最強姫⁉︎
「昨日の売り上げ、舞天さんと鈴本さんがとても高かったの。だから今日は1日働いてもらえる?」


実行委員が私達に仕事の追加を要求してきた。


「それじゃあ私達の楽しむ時間がないじゃん!今日はもともと午前中だけだったでしょ⁉︎」


売上が高かったのはあってるかもしれないけど、仕事の押し付けは絶対嫌がらせだ…


「じゃああんた達のせいで優勝できなくてもいいわけ?」


「は?なんで私達のせいに」


「いいよ。クラスの為だもん。」


私の言葉を愛奈が遮った。


「愛奈⁉︎こいつらの言いなりにならなくていいんだよ?」


「ううん。私がやりたいだけだから」


はっきりと言い切る愛奈を見ると、もう何も言えない。


「…わかった。私もやるよ」


仕方なく私も引き受けた。


「ありがとう!桜ちゃん!」


クラスの為とかどーでもいいけど、愛奈が笑顔ならそれでいっか。


こうして私と愛奈は1日中働くことになった。

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