美人モデルは最強姫⁉︎
そして迎えた対決の日…。


インタビューとかの影響で普段雑誌を買わない人達にも注目されていた。


「「おはようございます。今日はよろしくお願いします!」」


「よろしく!さっそく撮ろう!…って言いたいんだけど…」


元気のいい声が急に止まってしまった。


「何かあったんですか?」


「実は編集部側が対決あるから、他のモデルは載らないと思ってたらしく、ページが埋まらないんだよね〜」


少し困ったように笑って見せた。


(私達の対決だけで一冊作ろうと思ってたの⁉︎)


「少しだけは、急でも受け入れてくれたモデルはいたんだけど…まだ足りなくて」


(そのせいでみんなバタバタしてるのか)


「どうするんですか?」

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