美人モデルは最強姫⁉︎
翔side


バコ…


俺は思いっきり頬を殴られた。


そして倒れた。


タイミングをみて受け止めるつもりだったが…早すぎた。


如月のパンチは早くて強烈だった。


「そんな…翔!翔!大丈夫⁉︎」


俺に桜が駆け寄ってくる。


「…ああ、大丈夫だ。やっぱつぇーな。ごめんなかっこ悪いところ見せて」


(あれだけ信じろって言ったのにな…悪い)


「ううん!そんなのどうでもいい!」


「これ以上は無理かもしれねえ」


(こんなやつと桜が戦うって考えると…かなり不安だ。だが…今は任せるしかない)


「大丈夫。こいつは私が倒すから」


(信じてるぞ…桜…)

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