アタシはイレモノ
だけど、川上君は亜耶のことが好きなはずだ。


この状況で助けに行かないなんておかしい。


そう言おうとした時だった。


甲高い女の悲鳴が聞こえて来て、あたしは亜耶へと視線を戻した。


「え……」


その光景にあたしは唖然としてしまったのだった……。
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