天使が舞い降りたら…。
お、お前は…。


「ぐあぁ~、ぐあぁ~。」



…。



「ぐあぁ~、ぐあぁ~。」



…。



「むにゃむにゃ、ワシは妖怪ちゃうでぇー。」



…。



「甘い卵焼きはイマイチやなぁ~。ぐあぁ~。」



「もう、うるさいぃぃ!!」



自分の枕を思いきり投げつけた。


私のベットで隣に寝ているおっさん、いやキューピッドの大島さん。


そもそも、キューピッドって寝るんだ…。



「寝言といびきがうるさすぎる…。全く眠れん。」



ベッドから起き上がると、そっとカーテンを開けて窓から外を見上げた。


きらきらと光る星たち。



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