最強ヤンキーとおてんば美少女
「よし!終わった〜」



「意外と早かったな」



「まあ、元々少なかったしね〜」



「じゃあ、持っていくか」



「うん」



すっかり綺麗になった部屋を出て蓮の家に戻った



「姫歌はこの部屋な」



「こんな広い部屋でいいの?」



「ああ、空き部屋だし」



空き部屋でもこんな広いんだ…



さすが金持ち…



「好きなように使っていいから」



「うん、ありがとう」



「片付け終わったら出かけるぞ」



「え?どこに?」



「それは秘密」



「そう言われるとますます気になるんだけど…」



「お楽しみにだ」



バタンーー



お楽しみって…



まあ、いいや…



それより、ここベッドあるんだけど本当に空き部屋だったのかな…



しかも、1人にしては大きすぎるし…



シーツとかはないけど…



金持ちだからベッド買いすぎて余った〜みたいな?



「なわけないか…」



とりあえず、ダンボールの中片付けよ












もう終わっちゃった



そんなにないから楽だし、早かったな…



「姫歌終わった?」



「あ、うん」



「じゃあ、行く準備して」



「ねえ、どこ行くのか教えてくれない?」



「だから、それはお楽しみだって言ってんだろ」

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