最強ヤンキーとおてんば美少女
「蓮〜〜」



泣きそうになりながら蓮に助けを求める



「おい、この変態。なに人の女に手出してんだよ」



男の人から救い出し、私の前に立った蓮はそう言った



「いや〜可愛くてつい…」



「つい…じゃねーよ。姫歌が怖がってんだろ」



「えっ!ごめんね、姫歌ちゃん!!」



「い、いえ…大丈夫ですけど…あなたは…?」



「僕は平野隆之(ひらの たかゆき)って言います。蓮の父親です」



「れ、蓮のお父さん?!」



「そうですよ。いつも息子がお世話になってます」



「こ、こちらこそ!!」



父親に見えない…



「姫歌ちゃんって思ってたより可愛いね」



「そ、そんな!!お父様の方がかっこいいです…」



「え?!こんなおじさんが?!」



「おじさんなんてとんでもない!!若くてかっこいいですよ!」



「姫歌ちゃ〜…うぐっ…」



「抱きつこうとすんな、クソ親父」



「おい、蓮!!クソ親父とはなんだ?!僕はそんなふうに育てた覚えないぞ?!」



「めんどくせぇ…」



「平野家って賑やかね」



「蓮の家は昔からそうだもんなぁ…」



呆れる奈穂と笑顔で見守る奏くん



「なあ、姫歌。ストーカーどうなったんだ?」



「あ、それについては一件落着したよ。蓮が助けてくれた」

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