最強ヤンキーとおてんば美少女
「ちょっと!!いきなり引っ張らないでよ!!優ちゃん、ごめんね!!またね!ありがとう!」



「うん…」



優ちゃんは浮かない顔をして去っていった















ガチャーー



バタンーー



「柴田さん、買ってきましたよ」



「ありがとうございます、姫歌様。重くなかったですか?」



「重かったですけど、途中で幼なじみが送ってくれたので結構楽でした」



「そうですか。それはよかったです」



「姫歌、ちょっと来い」



「え?うん」



柴田さんに挨拶をして蓮と一緒に部屋に入った



「どうしたの?」



「さっきの男とどういう関係だ?」



蓮は私をベッドに座らせ、その横に座るとそう聞いてきた



「だ、だから、さっきも言ったけど幼なじみだよ…」



「じゃあ、なんで優ちゃん♡姫♡って呼び合ってんだよ」



いや、そんな語尾にハートマーク付けて呼んでないんだが



「それは昔から呼んでるから理由とかないよ…」



「なんかムカつく」



「えっ……んっ」



えーー!!ここでキスきたー?!



「んんっ…」



しかも、深いっ…!



い、息がっ…



「んぅ…」



く、苦しい…



窒息する寸前で蓮は唇を解放した



「姫歌」

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