最強ヤンキーとおてんば美少女

初詣

ブーブーブー



「はいは〜い」



『姫歌〜!あけましておめでとう〜!』



「奈穂〜!おめでとう〜!」



『姫歌、今暇〜?』



「暇だよ!!」



『蓮くんと奏くんと私と姫歌で初詣行かない?』



「行く!!」



『言うと思った。今、奏くんと一緒にいるから蓮くん誘って準備できたら連絡して〜』



「わかった〜!」



ブチッーー



ドタドタドタドタッ!!!



「れ〜〜ん〜〜!!!」



「なんだよ、うるせーな」



勢いよく階段を下りると眉間にしわを寄せながら階段の下まで蓮が来た



「蓮、暇でしょ?!」



「普通、そこは暇?だろ。なんで断定してんだよ。まあ、暇だけど」



「やっぱり!蓮が忙しいことなんてないもんね!」



「おい、それどういうことだ」



「奈穂からさっき、連絡あってね!私と蓮と奏くんと4人で初詣に行かないかって!」



「無視したな、お前」



「行こうよ、蓮!」



「たく…しょーがねーな」



「やった〜!!」



「そんなに喜ぶことか?」



「うん!だって、初詣初めてなんだもん!」



「そうなのか?」



「うん!奈穂に連絡するね!」



プルルルルーー



『もしもーし』



「あ、奈穂?蓮、いいって!」

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