最強ヤンキーとおてんば美少女
「姫歌〜お昼食べましょ〜」



「うん!」



騒がしかった朝とは思えないくらい今は静か



おかげで安心してご飯が食べれる…



「姫」



「えっ?」



『キャーーーーーーーー!!!』



いきなり、名前を呼ばれたかと思ったらいつの間にか私の横にいた優ちゃん



「優ちゃん…」



「姫、びっくりした?」



「すごく…」



「来年からって言ったでしょ?」



「まさか、新学期からだとは思ってなくて…」



てか、視線が痛いんですけど…



「また、姫と一緒にいれるなんてうれしいよ」



「だから、人の女口説くなって言ってんだろ」



「別に口説いてないけど?君こそ、姫と話してるんだから邪魔しないでくれない?」



「俺はこいつの彼氏だ。姫歌のことそういう想いで見てる男をそばで見てるわけねーだろ」



「あの〜…女子からの視線が怖いのですが…」



すっっごい目で見られてる…



「みんな姫歌のこと見てるわね」



見てるというか睨んでる…



「仕方がないから教室に戻るよ。姫、またあとでね」



「あ、うん」



ゾクッーー



なんかやばいオーラが…



「ひぃっ…!」



「あいつまじで気にいらねぇ」



黒い…周りが黒いぞ…

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