最強ヤンキーとおてんば美少女

「う、うん…いいけど。でも、私たちのところ5人しかいな……は？」



そう言って後ろを振り向いた瞬間



「なにこれ…」



「私、バレーにするわ」



「私も」



クラスの女子ほぼ全員がバレー組にいた



蓮と奏くんの効果ってこんなにあるの…？



「矢島くんがいるなら、私も…」



あ…そうだった、矢島も人気なんだった



「女って怖い…」



てか、こんなにもいらないんだけど…



「あの…2人か3人くらいでいいから、私が選ぶね」



そして、クラスで強そうな子3人を選んで女子のバレー組も決まった



















「なんか疲れた…」



「蓮くんたちの力って怖いね…」



「本当だよ…蓮のやつ…」



「でも、蓮くん優しいじゃない。姫歌のためにあんな案を提案してくれて」



「え？私のためだったの？」



「は？気付かなかったの？」



「う、うん…」



「姫歌ってどこまでも鈍いのね」



「うっ…」



「まあ、でもよかったね、決まって」



「よくないよ〜〜リーダーにさせられたんだよ〜？」



ちゃんと聞いてくれるかどうか心配…



「しかも、私のためにあんな案出してくれたってことは本当にやらないってことでしょ？」



そしたら、女の子たちやる気無くなるよ、絶対…