最強ヤンキーとおてんば美少女
中島さんは警戒心がないのか普通について行った



他の子は気付いているのか気付いていないふりをしているのかその光景を誰も見ていなかった



男子は相変わらず遊んでるし…



これは平野くんに言うべき…?



でも、今告白されてるから行ったら困るよね…



う〜ん…



なんて考えていると



ガラガラーー



平野くんが戻ってきた



「おい、蓮〜告白どうだったんだよ〜?」



戻ってきた途端、平野くんに群がる男子



男ってなんで催促するのが好きなのよ…



「どうって断ったけど」



まあ、そりゃそーよね〜



「なんでだよ、蓮〜あんな可愛い子絶対オッケーだろ〜」



「興味ない。それより、姫歌は?」



「中島?あ!わかったぞ!!お前中島のこと好きなんだな?!」



「うるせぇ!姫歌はどこだって言ってんだよ」



怒ってるけど若干顔赤い…



否定してないし…



「そんな怒んなよ…見てねーよ…」



「俺も〜」



「ちっ…どこ行ったんだよ、あいつ…」



なんて言いながら席に戻る平野くん



い、言うなら今よね…



よし…!



ガタッーー



キーンコーンカーンコーン



言う決心をした瞬間に鳴るってどうなのよ…

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