愛の唄をあなたに
あっという間に放課後だ。

結局午後からの授業は全部サボった。

ま、いつもなんだけど。

でも、俺の頭の中はさっきの女でいっぱいになった。

「結局可愛かったよな...」

はっきり言ってガツガツした女は嫌いだ。

だからこそ女の泣き顔はそそる。

俺はまあまあかっこいい。

イケメンの分類に入る。

女に困る事はないんだよな〜

でも、今までの中で好きになった女は1人もいない。

もちろん可愛いと思った女もいない。

さっきの女くらいだな。

可愛いと思った女は。

なんだ?俺じゃないみたいだな。
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