アンドロイド学級


「…さ…く。」




羽琉「え??」



「…隣の席の.二村 薫。


あんまり目立つなよ??Kさん」



それは心遣いなのか…??


羽琉「よろしくです、二村さん

…あの…」


少し気になっていることがあるため



声をかける。




羽琉「私.このクラスに



嫌われてるんでしょうか」



薫「は…??」


羽琉「…でもいい人達ですよね、


歓迎の言葉だってかけてくださったし」



薫「ここのクラスはAランク以上


だけが集まる」


羽琉「Aランク??


でも私.頭良くありませんよ??」



薫「…特殊なもの持ってる奴も


含まれるんだよ。てかお前



何も知らねーんだな。


まぁ…Sランクの奴らもいる。



Sランクは…」



そうすると.真田さんが声をかけてきた



瑞季「Sランクの人に盾をついちゃ


いけない…これだけだよ。ルールは


でも安心してね、私が加奈ちゃんを



護ってあげる」



薫「…は??お前.どういうことだよ。


じゃあ恵子を…??」


瑞季「…違うよ??」


優しいけど何処か棘があるような…

そんな声をした。


薫「…そう…かよ」


手が上がらない、そんな感じだった




瑞季「頑張ろうね。


じゃあ…誕生日はいつ??」



羽琉「6月4日です」


瑞季「ここのみんなには

敬語じゃなくていいよ!


それに…下の名前で呼びあう…


だって親近感湧かない??」



羽琉「はい…あ、うん!瑞季さん」




薫「…やってらんねー」



ボソリと呟くと


頭を掻きながら.教室を出て行く。



瑞季「薫ー、どこいくのー。


もうすぐ予鈴が鳴るのに」




その通り予鈴が鳴ると


騒いでいたクラスメートは


一瞬で静かになって



席へと足早に戻っていった


瑞季「教科書はーっと、


とりあえず私の使って??」




羽琉「ありがとう.瑞季さん」




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