イケメン弁護士の求愛宣言!
誘われるとは思っていなくて、戸惑いを隠せない。

明日の予定も聞いてきたくらいだもの……。

もしかして、夜を一緒に過ごそうって考えているのかも。

それは、つまり……。

「もちろん、抵抗あるなら断って。どこか食べに店へ行こう」

重苦しい雰囲気にさせないように、真斗さんはいつもどおりの優しい笑顔を向ける。

そんな彼を見て、心はキュンと締めつけられていた。

真斗さんの優しさを垣間見るたび、恋心が加速していくみたい。

「いえ。ご招待してください。私、真斗さんのマンションに行ってみたいです」

なにがあったっていい、そう思えるくらいに今は真斗さんへの想いでいっぱいだ。

「うん。じゃあ、行こう」

見た目は冷静な真斗さんも気は急くのか、車のスピードが速い感じがした。
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