イケメン弁護士の求愛宣言!
わざわざ前もって言ったくらいだから、きっと大事なことなんだろう。

そう思うと余計に気になるけど、真斗さんの『ボタンを外して』の言葉に、その気持ちは封印した。

ちょっとドキドキしながらボタンを外していくと、真斗さんは唇を重ねる。

「ちょ……、真斗さんってばボタン外せないよ」

手首を掴まれ、キスを続ける真斗さんに言うと、彼は唇を離し私を抱きかかえ上げた。

「だって待ちきれなかったから。続きはベッドでして」

そしてもう一度キスをした真斗さんは、そのまま寝室へと向かい、優しくベッドへ私を下ろす。

同期会に連れていってもらえることや、その前に伝えたいこととか、聞きたいことは山ほどあるのに、真斗さんとベッドの上じゃそれもできない。

シャツのボタンを外すと、真斗さんはそれを脱ぎ捨て、私に唇を重ねた。

「真斗さん……」

彼のキスが唇から首筋、そして体へと移動しながら、大事なことを忘れていたと気づく。

そうだ……。私、真斗さんに愛してるって言ってなかった。
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