俺たちの妹・2
みぃちゃんの部屋に戻るとみぃちゃんは、目を覚ましていた。

「みぃちゃん、どこが辛い?」

大丈夫と聞いたら、みぃちゃんはきっと大丈夫と言うと思うから、みぃちゃんから症状を聞きたいから……

「……あ、つい」

熱が上がりきったかな?

「暑いのね。じゃぁ、湯たんぽと毛布も片付けるわね」

そう言って、みぃちゃんから毛布をそっと取り、タオルケットを掛けた。

湯たんぽも忘れずに片付ける。


部屋から出て、水枕を用意する。

氷も常備されていたけど、用意しておいて良かった。


「みぃちゃん、水枕もしておこうね」

そう言ってみぃちゃんの頭を持ち上げて、水枕を置いて、みぃちゃんの頭を下げた。


「っっはぁぁ……あや、さん…ありがと」

みぃちゃんは気持ちよさそうなため息をついた。


「どういたしまして。まだ寝れそう?」

「……どう、だろ……」

「ずっと寝てたもんね。でもまだ体は休息が必要だから、寝れそうならねてね」


「……はぁい」

そう言いながらみぃちゃんは目を閉じた。


眠れるといいんだけど……
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