俺たちの妹・2
想い合う気持ち

葵side…

みぃが俺に連絡もなしに、大学を休んだ……。


たまたま俺の学部は先にテスト期間が早く始まるから、気を使ったみぃが、別々で行こうと提案をしてくれた矢先の事だった。


心配になって、携帯に連絡しても、繋がらない……


来る途中に何かあったのか……

嫌な考えだけが頭の中を駆け巡る。

とりあえず、ひな兄に連絡しよ……

pipipipipi…
〔もしもし〕
〔ひな兄?〕
〔ん?どした?〕
〔みぃ、学校来てないんだけど…〕

とりあえずひな兄の言葉を待つ。

〔あれ?美晴、葵に連絡入れなかったのかな……ベットから起き上がれなくて、今部屋で寝てるよ〕

なんだ……

無事じゃないけど、ちゃんといる場所が分かって安心した。

〔体調不良?〕
〔まぁ、夏バテかな…〕
〔夏バテ……〕

確かに最近夏になったもんな……

そっか……

最近勉強に必死で気付かなかった……

〔俺、今日休みで側にいれるから安心して?〕
〔ありがと、ひな兄。俺、終わったら行ってもいい?〕
〔もうすぐテストなんだろ?〕
〔どうして?〕
〔美晴が言ってた。テストの数がハンパないって……まぁ、俺も兄貴も司さんもこなしてたけどな……〕
〔そうだよね……俺も頑張るよ〕
〔だから、美晴の事は俺たちに任せて、葵はテスト勉強に集中して。じゃないと、美晴が気に病むから……〕
〔分かった。全部終わったらすぐに行くから〕
< 252 / 612 >

この作品をシェア

pagetop